2009年11月 3日 (火)

ソニー 70-300mmF4.5-5.6G SSM

先日、ようやくこのレンズを実際に使ってみた。

北海道への紅葉の撮影に、α900とのセットでの使用だったが、大活躍をしてくれた。

従来、70-200mmF2.8Gを使っていたのだが、デジタルで且つ風景写真だったら、必ずしも開放F値が明るい必要もないだろうということで、35mmフルサイズでも300mmと足が長く、比較的軽量でコンパクトなこのレンズを持っていったのだ。

α900の2460万画素にも十分耐える画質で、写りについては文句ない。はっきりいって、お買い得なレンズだと思う。

絞って使ったので、ボケを確認することはなかったが、通常で試してみてもボケもきれいだ。かつての、300mmでF5.6クラスのズームレンズとは全く次元の違う超高性能ぶりである。

ソニーのフォーカシングスクリーンはとりわけ明るいので、5.6で暗いなと思ったことはほとんどなかった。普段は明るいレンズを使用しているので、そういうことを考えたことがなかったが、全然違和感なく使える。MFでも問題ない。

しかし、唯一の難点は、ズームとMFフォーカシングリングの位置関係である。拙者の持っているレンズはほとんどが、ボディ側にズームのリングがあり、レンズ先端寄りにフォーカシングリングがあることがほとんどなのだが、このレンズはこれが逆なのである。これが実に使いにくい。

慣れればどうってことないのだろうが、2~3日の撮影ではやっぱり慣れなかった。風景の場合は、MFを結構使うから、特にそう感じた。

しかし、それ以外では全く不満はなく、しばらくはこのレンズが拙者の望遠レンズのメインを張ることは間違いないだろう。

デジタル時代ならではの新世代の高性能ズームレンズで、お勧めできる一本である。

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2009年10月 4日 (日)

なぜ、このブログを細々続けるのか

最近でこそだいぶやらなくなったが、拙者は結構衝動買い、散財が得意?である。

このブログはほとんどが衝動買いの産物である。

最初は買ってから書くことがほとんどだったが、エスカレートしてくると書くために買うというのに変わった(笑)。いや、マインド的にはそういうものだ。別に読んでいる人は少ないのに。。。

とにかく、(自腹で)実際に買ってみなくちゃ、モノは理解できない、ということは真理である。そうして初めて分かることはたくさんある。

散財ですごいのはもちろん、今の自宅、輸入車が筆頭だが、品数ではカメラだろう。

先日もこんなことがあった。もうカメラはほぼデジタルに置き換えだ、とうそぶき、家にあった金目のフィルムカメラのほとんどを売り払った。

中には子ども時代には、クルマで例えればメルセデス・ベンツのような存在だったニコンF3も含まれていた。社会人になってから大人買いしたあと、ほとんど新品同様に状態で大切に保管してきたものだ。せっかく買ってもそんな状態だから、これは立派な散財だろう。

売った金で、性懲りもなく最新のデジタルカメラ用のレンズを買ったりしたのだが、たまたま店をうろうろしていたらキヤノンのNew F-1の状態のいいものが激安販売されていた。

実はこのカメラ、当然の如く既に持っているのだが、ボロボロでまともに動作しなくなっていたのだ。

つい手に取ってみると、改めて重量感ある冷たい金属ボディ、重厚な操作感、メカを感じる歯車のかみ合い具合、デジタル表示が一切なしの針のアナログメーター、もうしびれたのはいうまでもない。

そうしたら、欲しくなって、結局買ってしまった。もうフィルムカメラはやらないとかいって店に売りに来たのに、結局ニコンF3がキヤノンNew F-1になっただけだった。

このカメラは、拙者が売ったニコンのように、オーナーが後生大事にとっておいたものだというのはすぐに分かった。使用感がほとんどなかったからである。

使わずにコレクションのように大切にしまっておいたら、時代は流れ、レンズもAF化され、専用のマニュアルフォーカスのレンズも廃盤になり、いつの間にか時代はデジタルカメラになってしまい、今さら持っていてもしょうがないということになって捨て値で売却、まさに目に浮かぶ光景である。

かくして、家にそのNew F-1はやってきたのだが、だからといって決して出番が多いわけではない。それまでニコンを格納していた防湿庫に収まっているだけである。

しかし、カメラ好きとして、たまにはデジタルカメラにはないメカ風情を味わいたくなるときが稀にあり、そんなときのとっておきの”おもちゃ”なのである。

また、まだ中学生とか、そういった頃にヨドバシカメラの店頭とかでガラスケースの中のカメラを羨望のまなざしで見ていたものを今手にとってみると、その頃のことやそういう記憶が甦ってきたりする。

散財にかけては、著書がある松任谷正隆氏がこんなことを言っている。

「買うもの買うものがそうやって何らかの心に刻み込めるようなものになるといいなあ、と思う。思い出に囲まれながら暮らしてみたい。」

富豪の松任谷氏には遠く及ばないが、散財も心の余裕のバロメーター。拙者程度の散財も出来なくなりつつある今に、個人的にはちょっと寂しい気分を抱きつつも、またいつか拙者的に景気も上向かせて、自分なりの散財をやってみたいと思う今日この頃である。

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2009年7月18日 (土)

ソニー α900 その1

さて、ようやく少しずつではあるが、α900を実際に使い始めた。

今回、手持ちのフィルムカメラを一気に放出して、70-300mmF4.5-5.6Gのレンズを購入した。軽くて、性能の優れた望遠レンズを探していたのだ。これも続報したい。

ところで、α900だ。第一印象は電池の減りが早いということ。これまで使ったデジタル一眼レフでこんなに電池を食うのは初めてである。なので、縦位置グリップにバッテリー2個搭載を勧めたい。

使用感全般については、拙者的には使い勝手がよい。上部に必要なボタンが配置されているのもいい。

あと、ミノルタ時代のレガシーレンズを使ってみた。これを買った最大の理由はここにあったからだ。特に20年前から愛用するAF85mmF1.4G(Ⅰ型)を使ってみた。デジタルに対応したプラナーレンズがある中で、もう時代遅れになってやしないか心配だったが、杞憂であった。拙者的にはプラナー買わなくてもいいな、と。

他にも35mmフルサイズゆえに、本来の味を取り戻したレンズがたくさんある。17-35mmF3.5G、28-70mmF2.8Gなどである。これまでAPS-Cしかなかったソニー機にあっては、28-70mmに至っては出番がなく、ずっとお蔵入りしていた。しかし、これらの銘玉は、α900の高画素にも十分に耐えるものであり、ポテンシャルは失われていないことが判明した。

いや、いろいろと調べればデジタル専用設計の方がとかあるのかもしれないが、拙者は気にならないし、改めてミノルタ時代のレンズの性能の高さに惚れこんだ次第である。

それと、気になったのが、AFセンサーの最も端にあるものはちょっと弱いらしく、なかなか合焦しない。縦位置にしたときにポートレート等で使おうとローカル設定で右端のものを選択したら、使い物にならない。結局、中央スポットか、ワイドを選択している。これは非常に惜しい感じがする。ニコンなどはこういうのが強かったからなあ。。。

あと、ミラーアップ機能は結構いい。やはり、ミラーショックはこのカメラ大きい上、2460万画素はいろいろな意味で撮影もシビアで、ブレなどには細心の注意が必要になる。風景写真で使うときなどはこの機能は非常にいい。これでライブビューも使えたら言うことないのだが。。。

続きはまた。

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2009年7月12日 (日)

ようやくα900実戦配備

ようやく待ち焦がれたソニーα900を実戦配備した。随分と構想からは時間がかかった。

例によって買う直前までキヤノンのEOS5DMarkⅡの影がちらついたが、既に様々なパーツも揃えてしまっていたので、強引に押し切った。

今回は、この不景気、当然タダでは済まなかった。キヤノンEOS-1DmarkⅡNを下取りに出し、その犠牲の下に購入した格好になった。おかげでキヤノンはキスデジX以外はデジタル一眼レフはいなくなってしまった。

さすがにスペック的には古さも否めなかったし、そこそこの値段で下取ってくれる最後のチャンスかなと思って、放出を決心した。

しかし、α900の迫力のあるペンタプリズム、男性的でカメラらしい容姿は結構気に入っている。

それでいて、これまで使っていたEOS-1DmarkⅡNのように重くないというか、むしろ軽いから、見た目の図体の割に使いやすい。

とにかくこのカメラのキモはファインダーだ。早速方眼マットに変えたが、線がしつこくなく、使い勝手はまずまずである。αレンズが使えること、このファインダーと古典的なでかいシャッター音、それ以外で見たらEOS5DMarkⅡの方がいろいろな意味で優秀なわけだから、敢えてそれにカネを出したようなものである。

早速試しに撮影してみたが、家の中で撮っただけなので、解像度とかいまいちα700の絵と決定的な違いは見出せなかったが、レンズ本来の焦点距離が使えるとあって、やはり背景とかの感じはある意味自然になった。

やはり、風景とかそういうところで使って初めて意味が出るのだろう。

これからメインマシンとして大いに働いてもらうことになるわけだ。続報は追って行ないたいと思う。

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2009年5月16日 (土)

さらばminolta

最近、ずっと持っていたミノルタのMFカメラを売却した。XD2台である。

いずれも、これだけ時間が経った中にあってはなかなか状態のいいものばかりである。しかし、出番がないのだ。最近では防湿庫のこやしになっていた。

だったら、動くうちに売ってしまおうということで、断腸の思いだったが、決断を下した。

拙者は、ミノルタファンなので、ロッコールレンズが気に入っていたからこそ、ずっと持っていた。だからこそ他にもいくつかある売ってもいくらにもならないロッコールレンズはそういう評価しか受けない彼らを見たくないので手元に残すが、いまだに高値で取引される一部のマニアックなレンズはそのうち売りに出そうと思っている。

しかし、最近はデジカメの性能と利便性の向上が著しく、徐々にフィルムのMFカメラを持っている意義を失っていったのだ。

特に、XDは軽量コンパクトで使い勝手がよく、実に素晴らしいカメラだった。もっぱら、今はなきコダクローム64と組み合わせて、近所とかのスナップで使用していたのだが、リコーのGRデジタルを持ってからは、めっきり出番がなくなった。

ある種、GRデジタルはデジカメでありながら、フィルムファンの琴線に触れる何かを持っており、拙者などはそれでもう十分という境地に達してしまったのだ。

拙者は、フィルムで撮りたくなったらハッセルで撮るので、これでもう十分なのである。

思えば、XDはデビューが確か1985年ごろだったから、拙者のXDは実に30年以上の長きに渡って、風雪に耐えて完動品、美品として今日まで存在していたのだ。

これも時代の流れだが、いろいろな思い出をつむいでくれたXDよ、本当にありがとう!

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2009年4月25日 (土)

GRデジタルⅡ その1

ついに買っちまった、GRデジタルⅡ。

この景気の悪さもあるので、既に持っている初代GRデジタルでいいじゃないか、GX100でいじゃないか、と何度思ったか分からない。でも、買ってしまった。

レンズが変わったわけでもないのだが、使い勝手はかなりよくなっていそうだったし、最近になって価格もこなれてきたので、ちょっとグラっと来ていたのだ。

別に大して変わりゃしないと気にしなきゃいいのに、実際に使ってレポートしないと気がすまない拙者のこと、自腹を切って進んで実験台になってしまうのが拙者の性である。

やっぱり、このレンズのシャープさは本当にすごい。写りもデジカメでライカ的な香りがするのはこのカメラを他においてない。その魅力はえもいわぬ映像の味である。

なにより、初代GRデジタルを使う上でのネックはRAWデータの書き込みの遅さだった。この10秒近い動作不能時間があまりに長く感じられて、せっかちな拙者にはちょっとしたストレスだったのだ。GRデジタルⅡになってからはそういうストレスもかなり緩和され、細部もかなり洗練された印象を持つような改良を施された。それと、時々調子が悪くなるのも気になっていたのだ。

それと、まごまごしていると次世代のⅢとかが出てきてしまいそうだったが、画素数もこの辺が拙者的にはもう十分といったところでもあり、絶版になって後悔したくなかったという思いも今回の購入の強い後押しになった。

それにしてもこのカメラ、真のマニアに喜ばれる非常に細かなカスタム化が可能だったりと、実に痒いところに手が届くカメラとはまさにこのことである。

あらゆる面で細かいところが洗練され、それは感覚的には非常にいい使い勝手に感じられ、いつでもどこでも持ち歩ける軽量コンパクトなボディと相まって、写真を撮る楽しみをもっと身近にしてくれる。こんなお手軽にこれだけの撮影クオリティが得られるのだから、たまらない。

特に電子水準器はこれは新機能として実にすばらしい。GX100にあった1:1の画面にも出来るようになった。フラッシュは緊急用で拙者は使わないのだが、スイッチでポップアップするタイプに改められたのも小さな改良だが実にニクイ演出だ。

試しに撮ってみると、確かに解像感は旧型より上がったような気がする。ノイズについては拙者はリダクションをOFFにして使っているが、若干はなくなったが、多少は残っていて、フィルムのような感じが残っているのは期待通りである。少しノイズがあるくらいがこのカメラを持っている意味があるのである。そういう意味で、旧型の魅力はⅡより多いこのノイズなのである。撮影意図によっては旧型の出番はまだまだある。洗練されなくていい部分もあるということなのだ。

まあ、とにかくまだセットアップしかしていないのだが、実際撮影して、旧型との違いについても追ってレポートしたい。

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2009年3月20日 (金)

GRデジタル 再び

先日、TVで森山大道の特集番組をやっていた。

実は拙者はこの人のことを知らず、初めて作品とかに触れた。

結構グッと来た。スゲー、スナップ写真だな、と。

フィルムカメラのGRで撮り歩く姿を見るうちに、うちのカメラバッグに眠っていたGRデジタルのことを思い出した。

久しぶりに電池を充電し、他のカメラに挿してあったメモリーカードをGRに挿し込み、街歩きに出た。

久しぶりに使ったが、RAW書き込み時の遅さは相変わらずである。実にもどかしい。。。

森山の写真にすっかりインスパイアされた拙者は、GRの設定ISO感度を上げて、ノイズをわざと出すようにし、モノクロで作品を仕上げてみた。

おお、結構いいでないかい!

操作性は別にして、デジタルカメラにしては映像に奥行き感が出るし、こんなの確かにこのカメラぐらいかもしれない。フィルムカメラのようなテイストが出せるいいカメラだな、と改めて思った次第である。

てなわけで、よく使っていたGX100でなく、GRを通勤用のカバンに入れて普段から持ち歩こうと思っている。

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2009年2月22日 (日)

拙者的次期主力機候補(内定)

以前、主に風景専用の35mmフルサイズのカメラの選定で随分逡巡した覚えがあるのだが、いろいろといじった挙句、結局ソニーのα900にしようと思っている。

これまではキヤノンの5DMarkⅡが最有力だったのだが、カメラ売り場店頭で何度試してもどうもシャッター音のやや緩慢なモッサリ感が嫌で、たったそれだけの理由で変更になった。やはり、撮影を盛り上げる上で使用感は非常に重要だからである。既に愛用しているEOS-1D MarkⅡNのサクサク感から比べると、どうしても許せないのだ。だからといって、予算的にもDsMarkⅢが買える訳もなく、もう一つの主力機ソニーに変更になったのだ。

ただ、悩ましいことに5D MarkⅡもいい点が多いのだ。どう見たって、AFの精度やレスポンスは上を行っている。シャッターも何だか緩慢な気がするが、一方でミラーショックは小さい。EFレンズのモーターも素晴らしいし。ソニーのはどう考えても古い世代のAFそのものだからだ。後は価格面もこなれている。量販店ではα900は値引きがあまりない。周辺機器もそうで、バッテリーグリップもキヤノンより高い。

それと、昨今の経済情勢を鑑み、一瞬考えたニコンへのプラットフォーム転換の逆転ホームランはやはり白紙撤回になったのである。レガシーがあるのを使えってことで。。。

α900にした理由は、もちろんここでは繰り返し書いているように、①拙者の場合ミノルタ時代からのレンズのレガシーがあることやその描写力をいまだに気に入っていること、②高画素化に対応するためメモリーなどが大容量化しなければならないわけだが、他機との互換性は全くなくなるが、人気のないメモリースティックをこれ専用だと割り切って使えば、大容量のメモリーのコストも安く上げられること、③ボディが意外と軽量で、且つバッテリーグリップの使用感が非常に素晴らしいこと、④今時のカメラとしてはかなり地味だが、使用感やシャッター音が名機ミノルタα-9に似ていること、⑤特にペンタ部など、見た目にも高級感があり、フラッグシップの迫力を感じること、⑥いうまでもなく優れたファインダーや基本性能の高さがあり、しばらくは満足して使えそうだということ、といったところだろうか。

一方で、まだまだ多くのレンズで(レンズのモーターの)AFの遅さやミラーショックも大きい。この点だけは減点材料で迷いが生じ、5Dがアタマにちらつく原因になった。

ただ思った以上に、弟分のα700も気に入っており、ソニーのヌケのいいクリアな写りにも拙者は満足しているということもある。最初はソニー製は大丈夫かなとおっかなびっくり使っていたのだが、人気こそ今ひとつだが、いいカメラだと拙者は個人的に思うのだ。

自分の独断と偏見でいいと思ったものを選び、一方でプロがこぞって愛用し、カメラ雑誌などでもバンバン紹介されるキヤノンやニコンの人気の上級機を敢えて使わないというのも、拙者のダンディズムなのである(笑)。

とはいえ、本体を買うにはまだ肝心の予算があやしいので、フォーカシングスクリーンや、バッテリーグリップ、α700でも使いまわせるメモリーなどをポイントとかを活用しながらチマチマ買い集めて、いつ本体が来てもいいように待っているマヌケな状況である(笑)。

そこまでやっているということは、もう拙者は絶対に買うという決意の表れなのである!!

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2009年2月 1日 (日)

キヤノン EOS Kiss デジタルX その2

その後、キスデジXには以前紹介したタムロンの18-270mmのズームを付けて使っている。

キスデジの軽量ボディとレンズのバランスが悪いかなと思ったのだが、意外だったが使ってみるとそんなことない。

270mm側になったときはフードを持つように構えると意外としっくり来る。しかも、軽量で長時間持ち歩いても全然疲れないし、外で撮影するお出かけ時の家族スナップとかでは相当な威力を発揮する。しかも、このレンズは手ぶれ補正も内蔵しているから、鬼に金棒とはこのことである。

実際の写りもなかなかでこのコンビネーションは結構使えるなと思った。別に、これまで使っていた20Dなんかもう使わなくてもいいかと思うほどだった。

操作性とか、確かに細かいところを上級機と比べたら劣るのはやむをえないが、拙者の場合、せいぜい露出補正ぐらいしかいじらないので、使っているうちに慣れて違和感はあまり感じていない。

ちなみに、あとでバッテリーグリップBG-E3を買ったが、これで多少だがグリップの短さを補うことができ、小指までしっかり引っ掛けられるようになったことで疲れにくくはなった。ただ、ホールディング感は本体のグリップがややすべりやすく、上級機には及ばないが、装着することでそれでも改善はなされた。ちょうど、大きさ的にも20Dを一回り小さくした感じで、ちょっと持ち歩く程度ならこれで十分だ。上述のズームとのバランスも多少良くなった。

実際にしばらく使ってみて、本格的に撮影するのにもサブカメラとして十分かな、とさえ思っているほどである。

やはり、上級機との性能格差はあまり感じられず、1000万画素でも十分だという見地に立てば、これでもう間に合ってしまうという感じである。

本格的な風景写真とか言わなければ、このカメラでも十分で、多少の腕といいレンズを使えば、プロ顔負けの写真だって夢ではない。

改めて、上級機(を持っていること)はもはや見栄でしかないかもしれないなと、唸らされた一台である。

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2009年1月12日 (月)

キヤノン EOS Kiss デジタルX

最近のデジタル一眼は、中古ともなるとコンパクト機より安いのだなということで、軽いタッチで衝動買いしたのがこのキスデジXである。

いろいろと家族の写真を撮るのに、特に出かけるときにはキヤノンのEOS-1Dなんて論外だし、かといって最近のコンパクト機はどうも写りが納得がいかなくて、気に入らない。

ということもあっての今回のこのカメラの登場であった。それと、入門機でも結構やるぞということを実証すべく、デジタル時代は上級機を使っているといった見栄など重要でないということを検証してみようということもあったのである。

一応、18-55mmのレンズもついていたが、これはハイアマ以上にはとても納得いかないレベルの代物である。しかし、くっつけると軽くて携帯性はさすがにいいので、気合を入れて撮るつもりのないスナップのときは時々使っている。

拙者は、このカメラにアンバランスを承知で16-35mmF2.8Lや50mmF1.4などをつけたりしているが、こういういいレンズを使えば十分に写りも締まってくる。上級機とそう大差はないぐらいだ。

次に操作性だが、上級機を使っている人からよくある批判は、この軽快さを重視することやサブだと割り切れるのなら、慣れればどうってことない気が拙者はするが、どうだろう。写りについても十分なので、これはこれでありだと思う。

しかし、いまいち気に入らないのがグリップだ。いつも他の機種ではバッテリーパックを付けて使っているせいもあるが、小さすぎて拙者の指がはみ出てしまうことや、クリップオン・ストロボを付け、さっきのレンズを駆使すると数分もしないうちに手が痛くなってくる。そんな使い方をする奴が悪いといえば、そうだが、重いカメラに安心感を覚える拙者にとっては軽すぎるのも困ったものである。いずれにしても、グリップだけはいただけない。

次に写りについてだが、入門機のレベルははるかに超えている。十分といっていいだろう。

AFセンサーのレスポンスも問題ないし、激しい連写を必要としなければ、バッファーの容量についても特にスナップなどの目的ではストレスを感じることはない。大したものだ。

特徴を一口に言うと、高感度性能が比較的よい。屋内での撮影では、拙者はクリップオン・ストロボを付けて使っているが、感度は100や200でやせ我慢せず、400ぐらいまで上げて、なるべく速いシャッタースピードを使うことを優先している。やはり、手ぶれ補正がないカメラだとこれが最善策と思われるが、いかがだろう?

いつも思うのだが、キヤノンとかニコンを使っていていつも不満に思うのは、やはり手ぶれ補正はボディ内にあるべきだといつも思う。レンズ内蔵の手ぶれ補正はメーカーの論理であって、ユーザーからすればレンズはでかくなるし、いいことなんてほとんどない。おっと、つい愚痴になってしまった。

色味はキヤノンの他のと同じような感じであるが、肌色がよく出るセッティングになっているようで、ポートレートには向いていると思う。

それと、ゴミ取りや画素のアップはNと比べて進化しているが、画素が上がった分、しょぼいレンズを使うとその性能の貧弱さが露呈したり、細かいカメラぶれ、被写体ブレもはっきりと出てしまうので、800万画素の20Dなどと比べて、劇的に満足はしなかった。それだけに、それらのリスクを相殺する上でも、少しでもいいレンズを使用することと、このカメラの高感度特性のよさを使って、ブレ対策のために少しだけ感度を上げることをお勧めしたい気がする。

あと私見ではあるが、高画素化に伴う影響で画素ピッチが上がりすぎてCCDへの光量が足りなくなるのか、シャドー部が暗い気がする。なので、若干プラス補正をした方がいいような気がするのは気のせいだろうか?いずれにしても拙者はそうすることが多い。

あとはライブビューとかあったらよかったとか言えばキリがないが、X2で進化しているし、あったとしても拙者はあまり使わないので、もういいだろう。あと、これ以上の高画素は全くと言っていいほど不要だろう。

拙者的にはもうこれ以上はいらないというところまで来たのがこのキスデジXであったので、ここで手を打って買ったようなものだ。

液晶とか、ゴミ取りの問題がなければ、正直いってキスデジNでも十分だったのは間違いないだろう。

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