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2008年12月30日 (火)

仕事納め ”散夢不来夢”に振り回された1年

今日、仕事納めであった。

一応、最後まで仕事をしていた。ある顧客から、株価が下がっているので自社株買いをしたいという相談があったのだが、その会社は株式の流通量も少なく、市場から吸い上げると流動性が細る可能性があったことや、他の会社のようにそれをやれないいくつかの要因があり、それをこんこんと説明していたのだ。

その会社は株式市場から資金を調達した後、舌の根も乾かないうちに業績の大幅な下方修正、公約の経営目標を反故にしたりと、投資家の期待を裏切り続けてきた。自分の会社も全く人のこと言えないが、にもかかわらず挙句の果てはその会社の役員自らが自社株買いを出来ないかなどと言ってきたので、「インサイダーのリスクを考えているのか?」「ナンピン買いでもするんですか?」「そういう発想というか、そもそも動機が不純だ」「今のあなたに株価対策を語る資格はない。まずは経営的に結果を出してからではないのか?」などと、その経営陣に何考えているんですかと言わんばかりにボロクソ言いまくって今年の仕事を終えた。

顧客に対しておいおいという感じだが、拙者は客といえども間違っていることは間違っているとはっきりということをポリシーとしているのである。

それはさておき、業界紙にこんな川柳が出ていた。

百年に 一度のはずが 二度三度

拙者にとっては今年という年はまさにそういう年であった。

一般には9月のリーマンショックからおかしくなった、などと言われているが、拙者の会社はサブプライムの巨額損を去年から食らっており、そこにさらに追い討ちをかけたれたという感じだ。

おかげで、家の新築プロジェクトはまともにその影響を受けて、本当に大変な目に遭った。さすがに強気の拙者も、こうなることが分かっていたら多分やらなかっただろう。

この業界紙では今年の字として、”散夢不来夢(サブプライム)”というのを掲げていた。なかなかうまい当て字である。世間一般の今年の字は”変”というのだったが。

ちなみに、他にあった川柳は、

塩漬けを 長期投資と 見栄をはり

最安値 買った翌日 最安値

惚れた株 損切りきれぬ 今日もまた

そして、来年への願望も込めて、

底値買い 来年こそは 底願い

なかなか現実は厳しいとは思うが、正月はお祓いをするなり、とにかく禊でもして流れを変えたいと思っている今日この頃である。

米大統領に就任予定のオバマ氏のように、"Yes, We can."と言ってみたいものである。

それでは皆さん、よいお年を。

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2008年12月29日 (月)

拙者の肖像画

普段人の顔をカメラで撮るのは好きだが、自分が人に撮られるのは、もっとも自分の顔に自信がないこともありまずないし、また自画像なんて自分でまして撮ったりしない。

今日、帰りの電車に乗っていたら、隣の席の初老の男性が一心不乱に何かペンを動かしている。チラッと手元を見ると、次々と電車に乗ってきては降りる乗客をものすごい速さでスケッチしているのだった。

ふと見ると、目の前の女性や小さな子を抱いたお父さんなど、非常に特徴をうまくとらえて描いている。

あんまりじろじろと見るものなんなので、見なかったのだが、ふと降りるときに目をやると、何とスケッチブックには拙者の肖像画が・・・。

既に外は暗くなっていたため、目の前の席が空いたときに、前の窓ガラスに映った拙者を知らない間に描いていたようである。

これもまたなるほど非常に特徴をとらえていて、うまいなあと思ったが、肝心の拙者の顔は仏頂面の目つきの悪い結構怖そうなお兄さんになっていた。

拙者はこんな顔をして、電車に乗っていたのか!

まずいなあと思った。いくらなんでも怖すぎる。

電車の中では、ぼんやりと電車に揺られながら、ロクでもなかったこの1年を振り返っていたため、渋い表情だったのかもしれない。

それは、この1年を象徴する拙者の肖像だったのかもしれない。

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2008年12月28日 (日)

予定調和の人生なんて・・・

いろいろあった今年も終わろうとしている。

事実上、26日で今年は終わりという人も結構多いようだ。金融機関は30日まで営業だから、特に休みを入れない拙者はあと2営業日あることになる。

もうほとんど年末ということや、特に今年は拙者の業界は特にひどい年であったから、もうやっても仕方がないということで、結構手抜きモードの人も多い。

が、拙者は26日もかなりマジで精力的に営業活動を行なっていた。

今年度の案件は、周囲が全滅の中、見込み案件を含め拙者は抱えている方だった。が、ここ1、2ヶ月、急速に経済環境が悪化してきて、予定していた案件も急遽延期というものが続出してきた。このまま行くと、ほとんど丸坊主になりかねない。これまでの拙者の証券マン人生においても異例の事態で、それだけに残った案件へのプッシュはとことん手抜きせず継続しているのである。

それにしても、ちょっと話は変わるが、今年改めて気づいたことがある。

人間の能力はさして変わらず、格差を生み出すのはその人の情熱とやる気の差であるということだ。

拙者の業界は、有名大学を卒業したいわゆる超エリートが非常に多いのだが、対顧客や実戦の世界では、何が客に受けるのか分からないが拙者のキャラクターと、知的能力以上にやる気と気合、度胸が上回るだけのノンキャリアの拙者の方が、パフォーマンスで上回るということがよくあった。

拙者たちの業界で重要な能力の一つに、ストーリー構築というのがある。顧客の企業の将来展望について、経営者の参謀役として食い込み、それらを共に考えるとともに、それゆえに得られるインサイダー情報を元に更なる提案活動に活用し、案件を獲得するというビジネスモデルである。

当然、拙者と一緒に仕事をしている超エリート君はその頭の良さを活かして、アホの拙者が考え付かないようなものすごいストーリーを作ってくるのかと思えば、最近そうでもないどころか、全然そんなことないということを改めて痛感している。

むしろ、案外そういう奴ほど、アイデアが貧困で陳腐だったりする。

その原因を考えてみると、何と言うか、人生において”はみ出す”とか、”アウトロー”的な経験がないから、思考回路が線形的で、予測不能、不確実といった状況のような非線形的状態にはついていけないのだと思う。

一方、拙者などはエリート君とは全くかけ離れた超ありえない職歴、経歴を経て合流してきた、いわば”変人枠”採用の”裏口入学”者みたいなものなので、”予定調和”とは全く無縁の下克上的開拓者精神がウリである。

アウトローならではの掟破りの発想とスタイル&手を汚すこと、汗をかくことを厭わない行動力で顧客のお悩みを解決し、結果的に信頼を勝ち取ってきたおかげで今日までこの厳しい業界を生き残ってこれたのだと思う。

拙者の同僚や上司を見ていると、結局これまで修羅場をくぐっていないし、自らを危険にさらすことで自分の運を試したり、リスクを取る経験がないから、いざクリティカルな問題が発生したときに対応できなかったり、決断を出来なかったりするのである。

そして彼らには、あえて”定石”を外してみるということは、頭がよすぎて先が見えすぎるからか、リスクばかりを考えて出来ないのようである。拙者のような単純バカのように、やってみなくちゃ分からないとまではあっさりといかないようである。

これが今回のような有事の対応において、傷を深くする結果につながったと思うのである。

”予定調和”の人生ばかりを送っていたり、そんなことばかり期待したり考えていると、未知の領域にチャレンジするといった創造的なことが出来なくなってしまう。これってつまらないことだと思う。

最近の未曾有の厳しい経済環境や世の中であるが、何か打開策があると信じて、それがたとえ針の穴ほどの可能性であったとしても、それを突破する気概をこんなときだからこそ持ちたいものである。

拙者はそう思って、年末モードに流されず、営業活動にまい進していた今日この頃であった。

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2008年12月27日 (土)

年末を迎えての雑感

どうでもいいのだが、実は今日は拙者の誕生日である。今年の流行語にアラフォーというのがあったが、四捨五入すれば40だが、まだアラフォーというほどでもないだろう、と勝手に思っていたりする拙者である。

それはさておき、本当に年末になってしまったが、それにしても年々、クリスマスだの、年末だのという何ともウキウキしたような浮かれムードというのは希薄になっている気がするのは拙者だけか?

クリスマスなのに、昔みたいに街頭で山積みされたクリスマスケーキやサンタの格好をした売り子さんもすっかり見かけなくなったし、正月に向けてはおせち料理も作れる人が減っているし、3連休の増加もあってか、年末年始さえそれらと同じ単なる連休の一つに過ぎない感じである。

それに加えて、昨今の”ハケン切り”とかいうやつである。マスコミはやたらに騒ぐが、年末の挨拶と称して、拙者は上場企業の経営者のところを仕事柄回っているが、彼らの考え方はマスコミが騒いでいるものとは全く逆の反応である。

彼らの言い分というか本音を整理すると、①そもそも切られる可能性というものを分かった上での雇用形態でありながら、今さら何を言い出しているのか、②煩わしい人間関係や時間的制約からの開放など、自由な働き方を求める中、派遣という雇用形態を選択した人もいるわけでさらに雇用の安定もと言い出したらそれはわがままというものだ、といったところか。

ハケン切りといったフレーズは確かにセンセーショナルではあるし、一部、契約期間満了前に契約を解除した会社もあったのは事実だし、それは論外だが、全体的なトレンドとしてはそれは仕方がないことだと思う。それだけ、経済の環境がこれまで経験したことのないようなスピードで急激に減速しているのは事実だからである。

それにしても、そういう雇用形態の人が女性ならともかく、いい年した男性もこんなにいたのかと驚かされた。

格差といえばそうだが、ここまでついた理由は一体なんなのか、と思ってしまう。

拙者も若い頃、自分のやりたいこと(夢)と自分の置かれた立場(現実)に大きなギャップがあることに気づき、それを克服すべく、あらゆる道を模索した。結果、イメージ通りとまではいかなかったが、幸運にも概ね自分のやりたいことに近い形で軌道修正を行なうことが出来た。

普通に考えたら、そんなの無理な話ということだったが、信念を持って克服するために本気でチャレンジした。大事なことは、人並みはずれたやる気だと思う。

そういう人はやはりあまりいないのだろうか?

来年以降に向けて、実は拙者は再び法学部への学士入学をしようか心の中では大真面目で検討をしているところである。手元にも資料を取り寄せてある。大学生の頃、実は二重学籍で違う大学の法学部にも籍があったが、経済的な事情などいろいろな事情から続けられず、挫折したことがある。

今回もネックは想定される収入の減少の一方で新居のため増加した住宅支出など、学費の捻出にあたって経済的な問題、実際に勉強に集中できるか不安な忙しい日常もあるのだが、いずれかのタイミングでは将来的には学んでおくべき分野だと最近思っているのである。

一般にキャリアは塗り替えられないものとのイメージが一般的だが、拙者はそんなことないと思っている。

要はやる気の問題だし、こんなときだからこそ絶好の”仕込み”のタイミングだと思う。環境が整ったら、自分への投資として積極的に打って出たいと思っているところである。

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2008年12月18日 (木)

果たして痩せるのか・・・

部の忘年会があった。

拙者は2つの部門を兼務しているので、本来は忘年会も2つあるのだが、一応メインの部署のメンバーの仲が悪く、開催したら殴り合いになるのか、罵り合いになるのか、何が起こるか分からない状況なので、さすがに上司も空気を読んで忘年会などということは話題にもしない。

逆に、もう一つの部署は極めて雰囲気がよく、大人の雰囲気で非常に和気あいあいとした雰囲気なので、そちらが今回開催されたわけである。

この日の話題は、メタボについて。

いつになく、上司が熱弁をふるい、実はサプリなどのマニアであることが判明した。

ちなみに、部署には拙者を含め、約3名のぽっちゃりしたオジサン、通称メタボ三兄弟あるいはスーパーメタボブラザーズが存在しており、我々に向かって、これを飲めばいいと、まるでジャパネットタカタの社長ばりのセールストークでサプリの紹介を聞かされた。

これを飲めばどんなに脂っこいものを食っても太らない!などという極めて魅力的なセールストークを振りかざしながら、しきりに「キトサン」のサプリを勧めていたのであった。

当の本人は本格的にテニスをやっていることもあり、メタボとは無縁で、実に体格もスマートだ。それだけに妙に説得力がある。

しかも、現物をみんなに配り、飲めと勧めるので、早速飲んでみた。要するに、腸での吸収を抑えて太らなくするようだが、あまりのセールストークに押され、すっかりその気になった拙者は翌日買いに行ったのは言うまでもない。

しかも、話題の中で、サプリを買ったという薬屋の名前(結構地場のドラッグストアであまり見かけない)から拙者の比較的近所にその上司が住んでいることも発覚。井の頭線沿線らしいということは知っていたが、おいおい、もろ生活圏一緒じゃねえか、ということになった。

さらに痩せるためには、お勧めのサプリ?薬があるという。自分の席に来たら教えてくれるというので、翌日の朝、聞きに行くと「いや、別に特別なものでもないのだが・・・」と言いながらおもむろに机の中から取り出したのは、あの「ナイシトール」であった。

「それって、マジで効くんですか??」

という感じでのけぞってしまった。

しかし、近くの席の拙者と超仲の悪い奴の机にも同じものがあり、ちょっと前の健康診断の際、デケエ声で「体重減った、減った」と自慢しまくっていたのをふと思い出し、

「待てよ、あいつ痩せたって言っていたな。実はマジで効くのかもしれない・・・」

と本気で思うようになり、一番でかいビンのものをすかさずドラッグストアに買いに行ったのは言うまでもない。クチコミとは恐ろしいものだ。

ちなみに忘年会では、効果測定と称して飲み会を3ヵ月後にやろうということで、メタボ三兄弟にサプリを飲むよう、”指示”が出た。

そして、3人ともその場で即座に現在の太った顔をデジカメで写真が撮られ、before afterの検証が行なわれることとなった。

拙者は早速他の二人を出し抜くべく、今日からキトサン&ナイシトール・ダイエットを実行に移すこととしたのである。

果たして、結果はいかに・・・。

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2008年12月13日 (土)

複雑・・・

税制大綱が決定された。

中でも家を買ったばかりの拙者にとっては、来年度の住宅ローン減税はふざけるなという感じである。

最大600万円。今年買った人は10年で160万円だかしか減税されない拙者からすれば、数ヶ月違うだけで何なんだよこの差はという気分である(怒)。

しかし心の中で思うものがある。

こんな経済環境の激変の中で家を買うのは、拙者みたいな気違いか、よほど勇気のある人だろう。

基本的に、この税制の最大メリットを享受するだけの借金をする度胸と気合、根性を持った人はあまりいないと思うのである。となると、経済効果の程も疑わしい。

拙者について言えば、まず土地を取得した時点ではサブプライムの影響がまさかそこまで出るとは想定していなかったし、住宅用の土地を先行して取得した以上、引っ込みもつかなかったので強引に突っ込んだというのはある。足元はさらに経済動向が悪化している。

これは良かったのか、悪かったのか今となっては結構微妙だが、今だったら前の家も売れなかっただろうし、そもそも新築用の借金も出来なかっただろう。今だったら銀行がカネを貸さなかったと思う。とにかく、最近の銀行の融資姿勢は極めて厳しくなっている。大企業でさえ、年末や足元の資金の調達に向けて、少ない市場の金を吸い上げるのに今必死だ。そう考えると、まさに拙者が家を買うのはあのワンチャンスだったといっていい。

少し早かったから今回のプロジェクトは出来たのかもしれないし、一方で遅かったら出来なかっただろうから、来年に持ち越したところで税制メリットもヘッタクレもなかったかもしれない。

そう思って無理やり納得する以外、どうも割り切れない思いのした税制大綱であった。

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2008年12月12日 (金)

奨学金の完済

今日、旧育英会の奨学金をやっと完済した。

途中再び学生をやって猶予をもらったりしたから、ここまでかかってしまった。実に長かった。

それにしても、”完済”という文字は何ともいい。今年は完済という文字を2度経験した。一つは今回の奨学金で、もう一つは前の家の売却で残債を返済したときだ。通帳に一瞬記帳された”完済”の文字に安堵とある種の感慨に浸ったものである。

まあ、後者はその直後に新たにもっとデカい負債を作ったから、全く意味がないのだが。。。

それにしても、この奨学金、結局拙者はクルマ(ホンダCR-X)を買って学生時代に乗り回して散財してしまった。いまだに学生時代の自動車ローンを払っていたようなものである。

最近、これまでの数々の散財については反省しきりで、今後は質素・倹約に心掛けたいと思っている。

特にクルマ関係の散財は多かった。その後乗っていたスカイラインの改造してみたり、ムダに買い換えたり、極めつけは今乗っているクルマだろう。エコの時代にそんなのカンケーねえ式のムダにでかいエンジン、当然燃費も良くない。速いのはいいが、そのクルマのポテンシャルを活かせる道路がこの国にはない、維持費も今から考えるともったいない、など。

いくら家を買う気がなかったとはいえ、後になってみるとこれは実に無駄遣いだった。

それ以外にも、スーツやら、シャツやら、趣味のカメラにも通常の人がやらないような豪快なカネの使い方をしたものだ。

趣味のカメラはだいぶ揃えるものは揃えたので買うもの、欲しいものはさすがに減ってきたが、現在ではスーツやシャツなどは最盛期の5分の1、あるいは10分の1の価格のものを着用している。おまけに、シャツは1日着たらクリーニングに出していたが、それも形状記憶Yシャツに全て入れ替え、家で洗濯してそのまま着ているなど、あまり頓着しなくなった。

最初は贅沢品と違って着心地が悪いなとか思ったりしたが、人間慣れるものである。

これまでは本もよく買った。引越しに伴って、家に入りきらない本が多発し、相当処分したり、区立図書館に寄付した。今の家に来てからは、すぐ目の前にある図書館に通い、なるべく買わないようにしている。基本的には、得意の速読で立ち読みで読みきってしまうか、どうしても欲しい本は、Amazonで古本を探して買ったりしてお金をセーブしている。

今後は、質素ながらも精神的に充実した生活を心掛けるつもりでいる。

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2008年12月 9日 (火)

久々に切手を貼る

先日、住所変更のお知らせも兼ねてクリスマスカードなるものを友人の皆様に発送した。

ひょっとすると、これを読んでいる何人かの方はそれを手にしたかもしれない。

すっかり、電子媒体のメールなどになってしまって、手作りのハガキだのを送るのはヘタをすると年賀状ぐらい、いやそれさえもここ何年かは外注する始末。

官製はがきだと、切手も貼らないから、その作業さえすっかりご無沙汰であった。

で、今回のクリスマスカードである。私製ハガキだったため、当然切手がいる。せっかく送るのだから、何か記念切手のような絵があるものがいい。で、先日切手を買いに行ったら発売されたばかりの切手があったので、これを使って発送した。

それなりの枚数を送ることになったため、全て切手シートでの購入だ。この切手シートを購入したのは本当に久しぶりだ。

そういえば、最近切手コレクターというのをあまり見かけなくなった。そういや、この時代にもいるのだろうか?いや、かく言う拙者もガキの頃、切手を集めていたマニアであったことを思い出した。

わざわざ東京中央郵便局に記念切手の発売日に行って、発売日の消印のある例の国会議事堂の絵の入ったスタンプを押してもらったりと結構熱心というか、筋金入りのコレクターであった。また耳のついた切手シートで買うのは、今でいう”大人買い”のような感覚で、ガキだった拙者には非常にこの上ない贅沢のように感じたものである。

実は、父親、叔父と2代に渡るコレクションを継承し、有名な”月と雁”の他、戦前のものも含めて相当レアな切手を持っていたが、そのコレクションもどこに行ってしまったかさえ分からない。実家のどっかに眠っているのだろうか?

まあ、それはいいとして、家に帰って、久々にピリピリと切手を切りながら、はがきに貼る作業をした。この一連の動作が、実に新鮮な感覚である。

「送信」ボタンを押せば終わってしまう電子メールと違って、妙にいい感じだ。

えもいわぬ感慨に浸りながら、また何かの機会にはがきを作ってやってみようかな、などと思ったりした次第である。

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2008年12月 3日 (水)

アタマ出し&予防線

アタマ出し、予防線を張るという言い方が拙者の会社にはある。

要は前者はイントロのことで、何か相手に根回し、事前相談をすることを指す。後者は、その意味も含むが、いきなり爆発しないよう、和らげておくといったニュアンスも付加されたイメージである。

日本の会社は特にそうだが、いわゆる根回しというヤツは必須である。

今日、上司から、こんな”アタマ出し”を受けた。

拙者と外交に行ったときの話である。いきなり何の話かと思ったら、

「年末のボーナスは、トヨタも1割カットだってねえ。6000億も利益出している会社がだよ。」

ときた。

このオッサン、何が言いたいのかと思った。要するに、拙者の給料だの、来年のボーナスだのを値切ろうとでも言うのだろうか?

即話題を変えて、シカトしたのは言うまでもない。

最近、どうせ出来ないだろと思って振ったと思われるノルマを拙者が達成どころか、大幅に超過しかねない状況が生まれているのだ。確実に押さえ込んだら、これはこの環境下では結構すごいというレベルである。

当然、それは上司には報告済み。こんだけやったらいくら出すというイメージはそれとなく伝えられていた(まあ、しょぼすぎてそれ自体やる気も出ない金額だったが)から、やったあかつきには「やりましたけど、何か?」と言ってやろうと思っている。

おそらくだが、きっとコミットした額を払えないのかもしれない。いつもそうなのである。

今回もヤバイと思って、”アタマ出し”で予防線を張ってきたのだろう。

そういうこともあろうかと思って、拙者は今はハイリスクハイリターン型の雇用体系であるが、結果を出したにもかかわらず約束のファイトマネーを払えないならカネは負けてやるが、その代わり安定した雇用をコミットしろと上司には突きつけている。

上司であろうとも理不尽と思ったら「なぜ?どうして?」と徹底的に詰め倒すのが荒ぶる証券マン、拙者の流儀である。

払わなかったらなぜだと問い詰め、安定雇用をコミットできないならなぜと問い詰める、拙者は”両面待ち”の体制である。

日頃思っている、「周りのデクどもは一体何なんだ!全然デキてねえじゃないか!こいつらが足引っ張っているんだよ!そんな奴クビにして、浮いた金でオレに払えばいいだろ!」とつい言ってしまいそうで怖い。

多分、拙者が上に立ったら、出来てない奴、いや部員全員を部会で一人ずつ詰め倒すに違いない。「お前、この数字どうやって作るんだよ」といった具合に。証券マンの基本はやはり恐怖政治です。叱り飛ばさねば人は動かじです、ハイ。褒めるときは派手にみんなの前でも基本です。叱り飛ばしても、ウラでフォローが入ったりします。前の職場では日常茶飯事でしたが、そういうところが上もうまかったなあ。。。

そんなことしたら、今の会社だったら軟弱な奴が多いから、パワハラだあと騒ぐ奴が出そう。そうしたら拙者は、「パワハラされるほど、お前は全然数字がデキていないんだよ!お前のそのデキなさの方がよっぽどテロ攻撃だっての。」と言い放つに違いない。

話がそれたが、

両方反故にしてきたら、そのときは・・・、将来的にどんな行動に出るか、それは考えてある。

いずれにしても、「オレは聞いてねえ!」ということにならないよう、”アタマ出し”をするのが弊社の社風。それにしても、話の持ってき方が姑息というか、セコイというか、何てちっちぇえヤツなのかと呆れてしまう。

「オレは、アタマ出ししておいたぞ!」そんな言い訳が聞こえてきそうである。

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