仕事納め ”散夢不来夢”に振り回された1年
今日、仕事納めであった。
一応、最後まで仕事をしていた。ある顧客から、株価が下がっているので自社株買いをしたいという相談があったのだが、その会社は株式の流通量も少なく、市場から吸い上げると流動性が細る可能性があったことや、他の会社のようにそれをやれないいくつかの要因があり、それをこんこんと説明していたのだ。
その会社は株式市場から資金を調達した後、舌の根も乾かないうちに業績の大幅な下方修正、公約の経営目標を反故にしたりと、投資家の期待を裏切り続けてきた。自分の会社も全く人のこと言えないが、にもかかわらず挙句の果てはその会社の役員自らが自社株買いを出来ないかなどと言ってきたので、「インサイダーのリスクを考えているのか?」「ナンピン買いでもするんですか?」「そういう発想というか、そもそも動機が不純だ」「今のあなたに株価対策を語る資格はない。まずは経営的に結果を出してからではないのか?」などと、その経営陣に何考えているんですかと言わんばかりにボロクソ言いまくって今年の仕事を終えた。
顧客に対しておいおいという感じだが、拙者は客といえども間違っていることは間違っているとはっきりということをポリシーとしているのである。
それはさておき、業界紙にこんな川柳が出ていた。
百年に 一度のはずが 二度三度
拙者にとっては今年という年はまさにそういう年であった。
一般には9月のリーマンショックからおかしくなった、などと言われているが、拙者の会社はサブプライムの巨額損を去年から食らっており、そこにさらに追い討ちをかけたれたという感じだ。
おかげで、家の新築プロジェクトはまともにその影響を受けて、本当に大変な目に遭った。さすがに強気の拙者も、こうなることが分かっていたら多分やらなかっただろう。
この業界紙では今年の字として、”散夢不来夢(サブプライム)”というのを掲げていた。なかなかうまい当て字である。世間一般の今年の字は”変”というのだったが。
ちなみに、他にあった川柳は、
塩漬けを 長期投資と 見栄をはり
最安値 買った翌日 最安値
惚れた株 損切りきれぬ 今日もまた
そして、来年への願望も込めて、
底値買い 来年こそは 底願い
なかなか現実は厳しいとは思うが、正月はお祓いをするなり、とにかく禊でもして流れを変えたいと思っている今日この頃である。
米大統領に就任予定のオバマ氏のように、"Yes, We can."と言ってみたいものである。
それでは皆さん、よいお年を。
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