とんだ人違い
少し前のことだが、あるパーティでの出来事。拙者は、大ボス、ボスと3人でそれに出席した。
やっぱり、大ボスが一緒だとウザったいものである。移動の車の中で思いつきで変な質問を投げつけられたり、突然詰められたりするからだ。
それはさておき、パーティーだ。会場を見渡したら、プロゴルファーの青●功がいるではないか。あの、世界のAOKIである。
実物を見たことある人は知っていると思うが、かなりの長身である。
拙者とボスは「あ、アオキがいる」と話していたら、大ボスは何を間違ったか、そのア●キに向かって、ツカツカと歩み寄り、
「どうも、どうも、○×さん(別人の名前)」とか言いながら、世界のアオ●に向かって、近づいて行くではないか!
一瞬、超焦ったのは、拙者とボスである。
「このオッサン、世界のアオキを知らないのか??(いや、普通の人はそんなはずはない!)」
と、同時に心の中で超高速で一瞬そう思ったようであるが、あまりに突然のことで呆気に取られていた。
一方、見ていて笑っちゃったのが、いきなり見知らぬ人から別人の名前で呼ばれて、目がテンになる世界のアオキ。
実は、うちの大ボスが世界のアオキのことを別人と間違えたのは、某レンタルDVDショップで有名なTS●TAYAの創業者。
大ボスが繰り出す、全然ゴルフと関係ないレンタルショップの話に戸惑う世界のアオキ。でも、なぜか、目が点になりながらも、うなづいたりして適当に話題に合わせる世界のアオキ。いやはや、オトナだなあ。。。
呆気に取られていたところからようやく我に返った拙者とボスは、その様子を自分たちはさもそのオッサンとは関係ない招待客という風情を装い、少し大ボスを遠目に見ながら、腹を抱えて大笑いした。
「この話、会社に帰ったらすぐにでも誰かに言いたい。でも、言えねえ。。。」
笑いをこらえて、3人で車に乗り込み、会場を後にし会社へと向かったのだが、しかし、帰りにどうしても気になったのが、間違えた人の容姿である。なぜ、このオッサンはあんな超有名人を他人と見間違えたのか???ということである。
実は拙者もボスもその人がどんな顔なのか知らなかったのだが、会社に戻ってから早速TS●TAYAの創業者の写真を調べてみた。で、驚いたことに、
「うっ、け結構似てなくない。。。見る角度によっては見間違えるかも。」
早速、ボスのところにその写真をプリントアウトして持っていったが、これまた大笑い。
ボスも拙者も誰かに言いたくてしょうがなかったが、しばらくネタとして温存することとし、黙っていることにした。
しばらくして、チームの飲み会をやることとなり、そのボスも来たのだが、その席で彼が大ボスの人違いネタを暴露したのだが、結果は大ウケで、超盛り上がった。
大ボスは思い込みが激しく、ちょっと宇宙人的なので、みんなから正直嫌われていたのだが、日頃の鬱積がみんな溜まっており、その後は大ボスの様々な奇行の数々など禁断ネタを各人が披露する始末で、大盛況のうちに飲み会は終了した次第である。
たまたま大ボスの秘書も招待していたので、溜まりに溜まった日頃のストレスの解消になったようで、よかった。
しかし、思い込みがすごすぎて、様子が変だと気が付かないあたり、大ボスのすごいところである。
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